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マリトッツォ食べ方のマナーは?本場イタリアはナイフとフォークで食べる?

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スイーツの一大ブームを巻き起こしている『マリトッツォ』!

パン生地の間にたっぷりと生クリームがはさんであって美味しいし、見た目も可愛いのですが、実際は「食べにくい…」という感想を多く聞きます。

今回は、マリトッツォ食べ方のマナーや本場イタリアはナイフとフォークで食べているのか、上手なマリトッツォの食べ方をご紹介していきたいと思います。

マリトッツォの食べ方のマナーは?

伊集院光さんの「マリトッツォって『生クリーム直に食べたい』って欲をパンでやんわり挟んで誤魔化してるだけじゃね?」という評が的をいている。 pic.twitter.com/3sHl6wBwVg

— 三崎律日@「奇書の世界史」発売中 (@i_kaseki) September 4, 2021

パン生地にたっぷりと生クリームがはさんであり、まんまるとした見た目が可愛いマリトッツォですが、「絶対このようにして食べないといけない」という正しい食べ方のマナーはないんです。

ですが、ふわふわしていて生クリームのボリュームがすごいので「食べにくい」と感じる方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?

そのままかぶりつくとなると、お店などでは人目が気になるし、できれば上品に食べたいですよね。

マリトッツォの上手な食べ方を見ていきましょう!

マリトッツォの上手な食べ方!

見た目はハンバーガーに似ていますが、マリトッツォは生クリームがたっぷりとはさんであるので、なかなかハンバーガーのようには食べれませんよね。

そんなマリトッツォを上手に食べれる食べ方をいくつかご紹介します(^^)

上下のブリオッシュを分けて食べる

マリトッツォの真ん中の生クリームの部分にフォークやナイフを入れて、真っ二つにする方法です。

こうすることで、生クリームも半分になるので食べやすくなりますね!

上のブリオッシュを外して食べる

はさんである上のブリオッシュを外して、生クリームをブリオッシュですくいながら食べる方法です。

上のブリオッシュを食べ終わったら、下のブリオッシュと残りのクリームを一緒に食べます。

シュークリームを食べるときに上のシュー皮を外して、クリームをすくいながら食べるという方もいるのではないでしょうか?

生クリームがはみ出てこぼれ落ちることを避けれますし、スプーンやフォークがない場合もこの方法なら食べやすいですね。

包丁で切って食べる

家にいる場合、あらかじめ包丁で食べやすい大きさに切って食べるのも一つの方法です。

包丁で切るときに生クリームがはみ出てしまうかもと心配になりますが、冷蔵庫から出してすぐであれば、生クリームが少し硬い状態なので切りやすいです。

お子さんが食べるときは、一口サイズにカットしてあげると食べやすそうですね。


本場イタリアはナイフとフォークで食べる?

マリトッツォ発祥の地、本場イタリアではマリトッツォはどのように食べられているのか調べてみました!

本場イタリアでのマリトッツォの食べ方

イタリアでも食べる前に上のブリオッシュを外して、下のブリオッシュと生クリームを一緒に食べるのが一般的のようです。

意外ですが、豪快にかぶりついて食べる方も多いですね。

『イタリアでのマリトッツォの食べ方』の動画は、>>こちら[YouTube]

家にいて一人で食べるときなど、周りの目を気にする必要がなければ、思いっきり「ガブッ」と食べるのが一番おいしく食べれそうです♪

イタリアでは、コーヒー、カプチーノ、紅茶などの飲み物と一緒にマリトッツォを食べるのが定番です。

イタリアのマリトッツォはオーバル形

Maritozzo好きですか?

元々はイタリアのローマで食べる郷土お菓子です。そう「桔梗信玄餅」的な。

左がローマの奴、右は日本の魔改造された奴。

ローマ人の友達に見せたら「お前寿司って言われてカリフォルニアロール見せられたら涙が出るんじゃねぇのか?なんだよこれは?」と嘆かれた。😧😧 pic.twitter.com/9QgNV1UMvv

— ラテンちゃん (@LaTacticaLatina) September 2, 2021

日本のマリトッツォは丸形に対して、イタリアではオーバル型(楕円形)のマリトッツォが多いです。

コッペパンに生クリームがはさんであるような感じで、丸形に比べると食べやすそうですね。

マリトッツォの美味しい食べ方

マリトッツォの美味しい食べ方は他にもありますよ!

冷凍する

カチカチに冷凍された状態というよりは、半解凍ぐらいの程よく冷凍された状態がベストです。

冷凍された状態のマリトッツォなら生クリームがはみ出してしまうことも少ないし、アイス感覚で食べれます。

通販などでお取り寄せすると、ほとんどの商品が冷凍で届きますので試してみてはいかがでしょうか?(^^)

トースターで焼く

マリトッツォをトースターで約1分焼きます。

生クリームがドロドロに溶けてしまうか心配になりますが、生クリームが程よい感じに溶けてパンに染み込み、パンはカリッとした食感でおいしいですよ♪

さらに、はちみつをかけてアレンジして食べても良いですね。

自分で作る

マリトッツォブームで自分でマリトッツォを作る方も多いです。

フルーツをのせたりしてオリジナルのマリトッツォを作っても楽しいし美味しいですよね!

『イタリア本場のマリトッツォのレシピ』の動画は、>>こちら[YouTube]

マリトッツォが食べにくい理由は?

SNSでも「マリトッツォは食べにくい!」という声が大勢いますね。

高級食パンの嵜本のマリトッツォ。

クリーム多すぎて食べにくいけど、
美味しかったです。 pic.twitter.com/nORWEnjgCY

— 海坊主 (@koushinkan20031) September 2, 2021

マリトッツォとか萌え断フルーツサンドとか、何でこうも食べにくいものが流行るのか。

— たまご (@tmg0505) September 3, 2021

ワクチン帰りにマリトッツォなるものを初めて買って食べたけど、人生ベスト3に入るぐらい食べにくい食べ物だった。

— 京極燈弥@ダスコミにて漫画連載中 (@kyougokutouya) August 30, 2021


マリトッツォが食べにくい理由としては、生クリームが柔らかいのにブリオッシュの部分がやや硬めにできているからだと思われます。

そのため、ほおばってブリオッシュと生クリームを一度に食べようとすると、ブリオッシュに生クリームが押し出されて、はみ出てしまうという事態に。

ケーキみたいにブリオッシュの部分も柔らかければ食べやすいですよね。

マリトッツォとは?

マリトッツオ(Maritozzo)とは、イタリアのローマ地方の伝統的なパン菓子です。

正式名称は「マリトッツォ・ドルチェ」といいます。

マリトッツォの本来の意味はイタリアで「夫」を意味するイタリア語「marito(マリート)がもとであると言われています。

諸説ありますが、イタリアでは男性が婚約者や好きな女性にマリトッツォを贈る習慣があったそうですよ。

またその逆で、女性がマリトッツォを作って男性にプレゼントするということもあったようです。

さらには、大好きな妻のために夫が走って買いに行くほどおいしい食べ物だからという話もあります。

マリトッツォは恋愛や結婚に関係しているロマンティックなお菓子だったんですね。

まとめ

今回は、マリトッツォ食べ方のマナーや本場イタリアはナイフとフォークで食べているのか、上手なマリトッツォの食べ方をお伝えしてきました。

マリトッツォの食べ方の決まったマナーは特にありませんが、一般的には食べる前に上のブリオッシュをとって生クリームに付けて食べ、残ったクリームと一緒に下のブリオッシュを食べるとよいです。

また、少し冷凍してから食べるとクリームが程よい硬さになって食べやすいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。