大人気アニメ『ポケットモンスター』
その中に出てくる悪役キャラクター『ロケット団』ですが、サトシのことをずっと『ジャリボーイ』と読んでいるのが気になります!
なぜ、ロケット団はサトシのことを『ジャリボーイ』と呼ぶのでしょうか。
サトシがジャリボーイの理由は?由来・意味とロケット団がつけたあだ名キャラまとめとして、ポケットもんたーの主人公サトシが『ジャリボーイ』と呼ばれる理由・由来・意味やロケット団がつけたあだ名キャラをまとめていきます。
\歴代ポケモンのアニメ・映画配信中!/
サトシがジャリボーイと呼ばれる理由は?由来と意味
ロケット団といえば、ムサシ、コジロウ、ニャースのお馴染みのトリオですね。
そのロケット団から『サトシ』と呼ばれることなく、ずっと『ジャリボーイ』と呼ばれ続けている主人公のサトシ。
ちなみに、いつから『ジャリボーイ』呼ばれているのかというと、アニメシリーズがスタートした時からです!
1996年にゲームボーイ用ソフト『ポケットモンスター赤・緑』が発売されていますので、アニメは翌年の1997年に始まりました。
長年『ジャリボーイ』と呼ばれ続けるサトシですが、いくつか理由があるのでまとめて紹介していきますね。
1:サトシの名前をもじった
『ジャリ』の部分を読み替えると、
『ジャリ→砂利』と漢字をあてられます。
そして『砂利』の2文字の読み方を変えてみると、
「砂」=「さ」
「利」=「とし」
つまり、サトシの名前をもじってジャリボーイと呼んでいる説です。
公式な発表ではないので、あくまで予想になりますが、発見した人はすごいですね!
2:英語のjolly boyの意味から
次は、英語の『jolly boy』という説です。
『jolly boy』は、陽気な男の子という意味なので、サトシのような性格に当てはまりますよね。
ただ、『jolly boy』をカタカナ表記にすると『ジョリーボーイ』となるので、ジョリーの言い方が少し変わって『ジャリ』になったのかもしれません。
3:ナマイキな子供で小馬鹿にしている
ジャリボーイの『ジャリ』は子供の事を指す言葉の一つとして使われることがあります。
先ほどのサトシの名前をもじった『砂利』という言葉ですが、砂利が集まると音がうるさいとか、にぎやかな様子から言われています。
このことから、やんちゃで生意気な子やお転婆な子に対して『ジャリ』や『ジャリん子』と呼ぶこともあるんですね。
そこに男の子という意味の『ボーイ』をつけて『ジャリボーイ』と呼ぶという説もあります。
ロケット団にとってサトシは、毎回目的を邪魔する厄介な存在でもあるので、やはり素直に名前を呼びたくないという思いもあるのでしょう…。
4:林原めぐみさんが名付けた
『ジャリボーイ』という呼び名は、ムサシ役の林原めぐみさんがつけた説。
子供のことを時には『ガキ』とも言いますが、アニメポケットモンスターの初回収録時にガキという言葉は汚いので止めるべきという林原さんの提案があったようです。
このことから、子供を意味する『じゃりんこ』から『ジャリボーイ』出来たのですね。
ロケット団はサトシとの対決に負けると、最後に「嫌な感じ〜〜!!」と言って去っていきますが、これも声優のアドリブから生まれたものなんですって!
声優さんもそのシーンに合わせてアドリブを入れたりして、視聴者が楽しめる工夫されているんですね。
ということで、『ジャリボーイ』にはいろんな意味・由来・仮説がありますが、4つ目の林原めぐみさんが名付けた説が一番納得いくのではないでしょうか?
サトシ以外のロケット団がつけたあだ名キャラまとめ
実はサトシ以外にも『ジャリ○○』と呼ばれたキャラクターがいます。
基本的に対峙する相手はロケット団より年下になるので、『ジャリ○○』と呼ばれているキャラクターは多くいますよ。
ムサシが先に呼び名を決めることが多い傾向です。
歴代のヒロイン=ジャリガール
アニメのポケモンシリーズには、必ずヒロインが登場します。
- 初代ジャリガール:カスミ
- 二代目ジャリガール:ハルカ
- 三代目ジャリガール:ヒカリ
- 四代目ジャリガール:アイリス
- 五代目ジャリガール:セレナ・ユリーカ
ハルカに関しては『懐かしのジャリガール』と呼ばれることもありました。
ユリーカも他のキャラクターと比べると幼いことから『リトルジャリガール』と呼ばれていました。
そして、サン&ムーンアローラ編では、登場するヒロインが3人いるので、それぞれの特徴で呼び名が変わっていました。
- リーリエ:シャレオツ帽子のジャリガール(白ジャリガールとも)
- スイレン:青ジャリガール
- マオ:緑ジャリガール
みんな『ジャリガール』と呼ばれていますが、ロケット団もしっかり呼び分けをしているんですね。
タケシ:ジャリボーイ2号
初代ポケモンにカスミと共に登場するタケシ。
タケシは、『ジャリボーイ2号』、『ジャリボーイ大』、『ジャリガイ』と呼ばれていました。
サトシと比べると体系が大きいことや、1号がサトシだとすれば、タケシは2号といった感じだったのでしょうか。
ロケット団は『ジャリボーイ』以外にも、特徴のあるキャラクターには面白い呼び名をつけていますよ!
ジュン:お騒がせ罰金ボーイ
ダイヤモンド・パールに登場する主人公の幼馴染でありライバルのジュン。
ジュンの口癖は「罰金〇〇な!」と言うことから、ロケット団から『お騒がせ罰金ボーイ』と呼ばれていました。
「罰金」については、もはやネタですね!
なぜ「罰金〇〇な!」と言うかは、自分だけのバトルタワーを建てる為の軍資金にするためだそうですよ。(言っているだけで実際に徴収はしません。)
シトロン:ジャリメガネ
アニメポケットモンスター XYに登場するジムリーダーのシトロン。
シトロンは眼鏡をかけていることから『ジャリメガネ』や『発明ジャリボーイ』と呼ばれていました。
シトロンは発明が大好きでメカに詳しいキャラクターです。
敵であるロケット団のメカにも感心するほどでしたね。
フレア団:カッコつけメガネ団
アニメポケットモンスター XYに登場する主人公の赤いスーツを着た敵チームです。
フレア団は眼鏡をかけていたことや、自称オシャレチームでカッコつけ気味なところから『カッコつけメガネ団』と呼ばれていました。
ポケモンには個性的なキャラクターが登場することが多いですが、特徴をよく掴んで覚えやすい名前をつけていますね!
トロバ:オタクボーイ
ゲームポケットモンスターXYに登場する主人公の友達の一人のトロバ。
ポケモン図鑑を早く完成させることが目標。
アニメでは、一度写真撮影を始めると止まらないことや、その説明を長々と話して時間も忘れるくらいに喋りまくることから、ムサシに「相当のオタクボーイね」と言われていました。
アラン:リザードン男
アニメポケットモンスターXY特別編 最強メガシンカの主人公アラン。
その後は、アニメXY&Zにも登場しますね。
カロスリーグで1回戦はトロバ、準決勝ではルイと戦いましたが、いずれも圧倒的な力を見せ付け勝利します。
しかも、準決勝まではリザードンとメタグロスの二体のみで勝ち抜いたことから、リザードン男と呼ばれていました。
グラジオ:凄腕金髪ジャリトレーナー
グラジオは、ポケットモンスターサン&ムーンに登場し、主人公最大のライバルになるキャラクターです。
『凄腕金髪ジャリトレーナー』は、ニャースが名付けています。
トレーナーと付いているのは、サトシと歳が離れているからということだからでしょうか。
アセロラ:おばけガール
ゲームポケットモンスター サン・ムーンに登場するアセロラ。
アニメにも登場しますが、専門タイプがゴーストであることから『おばけガール』というあだ名がつけられています。
ムサシは「ミミッキュZ」を貰っていましたが、ミミッキュが使えるということはロケット団って意外と強いのかもしれませんね。
まとめ
サトシがジャリボーイの理由は?由来・意味とロケット団がつけたあだ名キャラまとめとして、ポケットもんたーの主人公サトシが『ジャリボーイ』と呼ばれる理由・由来・意味やロケット団がつけたあだ名キャラをまとめていきました。
当初の予定では、『ガキ』という表現になっていたが子供番組には相応しくない呼び方なので、代わりに『ジャリ』という表現にしたということですね。
『ジャリボーイ』『ジャリガール』は、アニメポケットモンスターの放送初期から受け継がれてきた表現です。
なんだかんだ言って、ピンチの時には協力もしてくれるロケット団は、『ジャリボーイ』『ジャリガール』の呼び名をキャラクターの愛称として使い続けていくことでしょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。